断熱セラミック【GAINA‐ガイナ‐】

当店がガイナの正規取扱店として契約させて頂いたのは2018年4月。独立してまだ1年も経っていない頃です。
大した成約数も無いであろう当店の様な個人店にも、ショールームにて体感実験も含め、とても丁寧にガイナの説明をして頂きました。

通常、特別な性能の材料を取り扱うには代理店制度があったりするんです。
契約金・加盟金制度や営業のための販売促進ツールやサポート等々・・・。
その材料を取り扱うためにお金が掛かるシステムです。

でも、ガイナ開発メーカー日進産業さんは、そんなビジネスなどしていません。
儲けより、「自分たちの開発したガイナという素晴らしい材料を知ってほしい!」
そんな思いを強く感じ、とても感動いたしました。

ガイナは塗るだけで夏涼しく冬暖か
夏は涼しく、冬暖かに
ガイナを住宅の屋根・外壁、内装に塗ると、太陽光線や熱、音や汚れなどを跳ね返し、断熱・遮熱などの効果を発揮。加えて、太陽光線や照明の光を受けたセラミックが、イオン化作用をもたらし、室内の空気質を改善。マイナスイオンとプラスイオンのバランスがとれた心地よい状態に。

多機能性断熱塗材-ロケット開発で培われた最先端の断熱技術-

宇宙航空研究開発機構[JAXA]ライセンス許諾のスゴイ材料!

宇宙航空研究開発機構[JAXA] は H-Ⅱロケットの開発の際して、 ロケット打ち上げ時の熱から機体及び人工衛星を守るために、ロケットの先端部(フェアリング)に塗布する断熱技術を開発しました。
[ガイナ]はその宇宙技術を株式会社日進産業が民生用商品として開発・製造したものです。

JAXAのこの断熱技術を提供された塗布式断熱材ガイナは、接着性に優れ、また、室温で硬化するので固めるための設備も不要となります。変形にも、曲げにも、高温低温どちらの熱にも、衝撃にも強いため、ひび割れや剥離が生じにくいのです。その上、軽くて、薄く塗るだけで断熱性があり、遮音性、制振性まであるという優れものなのです。


当店でガイナ塗装した屋根の施工写真です。
スレート屋根・鋼板屋根、素材によって下地処理・下塗り材が違います。
適切な下処理でこそガイナの性能を最大限に発揮させることが出来ます。
下記掲載写真は屋根だけですが、もちろん外壁にも使用できます。


ガイナは特殊な塗料です。他の塗料と同じようなイメージを持たれていると失敗に繋がる事がございます。
良いことだけではなく、デメリットも正直にお伝えします。

  • 初期施工コストが高い。
    やはりこれが一番のネックポイントではないでしょうか。
    これだけ高性能な材料。値段も普通の塗料に比べ高額です。
  • 濃い色が作れない。
    ガイナはもともと白のセラミック塗料に色を混ぜてカラーを作るので、黒など濃い色が難しい材料です。
    日塗工(日本塗料工業会見本帳)の色番号で、50番台以上濃いカラーは作れません。
    それは、ガイナの性能を十分に発揮できる限界色となります。
  • 艶消しのみ。
    艶ありのガイナはございません。艶無しのマットな仕上げとなります。
    ピカピカとツヤがある塗膜が好みの方にはオススメ出来ません。
    セラミックと持つ独特な落ち着いた仕上がりになります。
  • 塗膜がフラットにならない。
    セラミック中空ビーズが含まれてるいるので、塗膜表面に細かい凸凹ができてしまいます。
    ツルっとしたフラットな塗膜を好む方にはオススメ出来ません。
  • 納期に時間がかかる
    ガイナは使用期限が短いため、注文を受けてから工場で生産されます。
    白色や一部のカラーは3日~5日で納入されることもありますが、
    調色カラーは7日~10日ほどかかってしまいます。
    そのことを踏まえた計画を立てましょう。

寒さ対策 ▶ 断熱・保温

室内空気温度がいくら高くなっても、壁・天井の温度が低ければ、熱は壁・天井から逃げます。GAINA/ガイナを施工すると、周辺の温度に適応し、熱の移動を最小限に抑えます。

▶ 外装に施工して放熱を抑える


熱は、高いところから低いところへ移動する性質を持っています。ガイナを外装に施工すると、外の空気温度とガイナを塗布した表面温度が適応することによって熱の均等化が起き、その表面で熱の移動を最小限に抑えます。この働きにより、外部からの冷気の影響を遮り、室内の熱を外へ逃がしにくくします。

▶ 内装に施工して暖房効果を高める


室内空気温度がいくら高くなっても、壁・天井の温度が低ければ、熱は壁・天井から逃げます。
ガイナを内装に施工すると、室内空気温度とガイナ表面温度が適応することにより、熱の移動を最小限に抑えます。


✓暑さ対策 ▶ 断熱・遮熱

GAINA/ガイナの球体セラミックによって、太陽光に含まれる赤外線を反射します。また、ガイナ表面温度が周辺の温度に適応し、熱の移動を最小限に抑えます。

▶ 内装に施工して冷房効果を高める


室内空気温度がいくら低くなっても、壁・天井の温度が高ければ、熱は室内へ侵入します。
ガイナを内装に施工すると、エアコンをつけたその時から、エアコンの冷気温度とガイナ表面温度が適応することにより、熱の移動を最小限に抑えます。

▶ ガイナを施工すると、体感温度は下がる


室内空気温度が20度で、壁・天井の表面温度が40度である上図の部屋の体感温度は30度となります。[(20度+40度)÷2=30度]。
ガイナを施工した上図の部屋は、室内空気温度が同じ20度でも、壁・天井の表面温度が室内空気気温に順応をし、体感温度は20度となり、その差は10度も低くなります。[(20度+20度)÷2=20度]。


✓騒音対策 ▶ 遮音・防音

GAINA/ガイナと膜面は、大量のセラミックで隙間なく覆われているため、効率よく音を反射するだけでなく、制振効果によって音を軽減します。

▶ ガイナの特殊セラミックで音を反射・制振


ガイナの塗膜は、硬いセラミックの中に空気を含んだ球体の多層で構成されています。
音は、セラミックで反射し、空気で吸収を繰り返す構造になっています。
さらに、塗膜内で多層となったセラミックの効果により、塗膜内部に侵入してきた音も、その振動を軽減することで音を小さくします。

▶ ガイナは振動をすばやく吸収し、音の発生を抑える


音は振動から発生し、振動として伝わっていきます。ガイナは振動を抑えることで防音効果を発揮します。この3つの波形データは、浜松工業試験場において、ガイナの制振効果を測定したものです。
左図の試験データの通り、ガイナが振動を抑えているのが、はっきりとわかります。


✓臭い対策 ▶ 空気質改善

GAINA/ガイナは帯電性0.0の性質を持っており、汚濁物質が付着しにくく、さらにイオン化した水分が、浮遊している汚濁物質と結合をし、汚濁物質を浮遊しにくくなります。

▶ 臭いや汚濁物質の浮遊・付着を抑える


一般的に空気中を浮遊しているホコリ、チリ、花粉などの汚濁物質は、プラスの電気を帯びることで、浮遊しています。また、これらの汚濁びっ室は、室内の壁や天井に静電付着します。 ガイナは、帯電性0.0の性質を持っており、汚濁物質が付着しにくく、さらに、イオン化した水分が、浮遊している汚濁物質と結合をし、浮遊しにくくします。


✓さらなる効果 ▶ 防露・耐久・安全・不燃

GAINA/ガイナはさまざまな効果を発揮します。結露の発生を抑える「防露」や建物を長寿命化する「耐久」のほか、「安全」や「不燃」までもを兼ね備えます。

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