仮設足場組み立て・飛散防止シート設置
まずは、仮設足場の設置です。仮設足場は高所での安全作業の為、必要不可欠です。足場の良しあしで作業効率も違います。
金属製の部材ですのでどうしても大きな音が出てしまう作業日です。ご近隣へは前以てご挨拶・ご説明致します。
足場代を安く済ませるため自分たちで単管足場を組む塗装業者もいますが、単管足場は危険ですし、まともな作業ができません。
餅は餅屋。平塚建装では戸建住宅専門の足場屋さんにお願いしています。
プロの足場屋さんです。手際よく組み立て平均的な戸建住宅でしたら1日で飛散防止シート設置まで完了します。
高圧洗浄
エンジン高圧洗浄機にて長年の埃、苔やカビなどの汚れやチョーキングの粉をしっかりと洗浄します。
屋外水道を使用させて頂きます。
平塚建装では最新式の防音型洗浄機を導入しておりますが、どうしてもエンジン音は響き渡ってしまいます。
また、お客様宅はもちろんのこと、ご近隣もベランダ・デッキの向き次第では洗濯物を外に干すことをご遠慮頂くことになります。お車も駐車場所次第では車用シートカバー養生をさせて頂きます。
汚れた水が飛散してご近隣トラブルになりやすい洗浄作業、必ず前以てご近隣へのご挨拶、ご説明いたします。
一度もクレーム等はございませんのでご安心してお任せ下さい。
一般的な戸建住宅でしたら1日で完了します。
養生作業
窓や玄関扉、土間など塗らない部位、汚れたら困る部位をビニールやテープで保護します。
ただ汚さないというだけではなく、最終的な塗装の見切りラインなど仕上がりが左右する大事な工程です。
基本的に玄関扉・ベランダ窓以外は閉めっぱなしになります。
開け閉め出来る様に養生することも可能ですので、換気したい窓がありましたらお申し付けください。
養生を見ればその職人の性格、腕が判ります。
下地処理
下地処理は塗装工事でもっとも大事な工程です。
モルタル外壁のひび割れ・欠損部の補修
サイディング外壁のシーリング打ち替え
水切りや霧避け庇などの鉄部のケレン・錆止め塗装等…
下地処理にどれだけ手間を掛けるかでその後の建物の寿命が変わります。上塗りでどれだけ高級な塗料を使用しても土台ともいえる下地がおろそかでは意味がありません。
この工程の怖いところは、手抜きをされて次の工程に移られてしまったら(塗られてしまったら)施主様は気付けないということです。
不具合が発生してからはじめて手抜きをされたことに気付くのです。
ですので現地調査・見積りの段階でどの様な下地処理が必要なのか、予算がどの程度掛かるのか明確に説明してくれる業者選びが必要です。
下地処理:一式○○円などと曖昧な見積りを出してくる業者は要注意です。
平塚建装では[見えない工程こそ丁寧に、誠実な仕事を。]
をモットーにしております。
下塗り
ここまで来てようやく[塗装工程]に入ります。
ご希望の色を塗る前に、必ずしなければならない工程が下塗りです。
接着剤のように下地と塗料の密着性を高めたり、上に塗る塗料の吸い込みを止める役割があります。
下塗り材は下地(素材)と仕上げ塗料により多種多様です。選択を誤ると仕上がり(艶ムラ・塗り継ぎ目が目立つ等)が悪くなったり、最悪の場合せっかく塗った塗料が密着できずにすぐ剥がれてきてしまいます。
適切な下塗り材の選出が必要です。
また、塗装工程では[オープンタイム]というのも重要です。塗装のオープンタイムとは[塗り重ねまで必要な乾燥時間]のことです。
触って乾いているからたぶん大丈夫。ではなく各材料の施工仕様書通りの施工(例:気温20℃の時は塗り重ねまで4時間空けて下さい)が大事です。
中塗り
中塗りは指定の仕上げ材2回塗りの1回目の塗装のことです。
この工程でいよいよ施主様ご希望の色に変わります。職人としてもテンションが上がる工程です。
各材料ごとに、必ず施工仕様があり塗布量・希釈率というのがあります。
(この材料は、○○㎡で○○缶使って、○○%しか希釈してはいけませんよ)というようなもの
オープンタイムと同じく、施工不良に繋がる事なので必ず守ります。
「塗り残しが判り易いように」「ちゃんと2回塗っていることを見てもらうために」などと言い中塗りの色を少し変えて塗る業者もいますが、当店ではお勧めいたしません。
他で余った在庫(古い材料の可能性もあります)などを使われる場合もあるので要注意です。
上塗り
上塗りは仕上げ塗り・トップコートとも呼ぶこともあり、3度塗りの最後の塗装工程です。
塗り残しが無い様、刷毛やローラー塗り目が綺麗に見える様、丁寧に塗っていきます。
これで塗装工程・3回塗りの塗膜厚ができ、美観はもちろん、材料の機能もフル発揮できます。
養生撤去
窓や玄関扉などに貼っていたビニール養生を剥がしていきます。
養生は撤去して塗装の見切りラインがどれだけ綺麗に出るか。までが1セットです。
張るときに急いで雑に張ればその分手直しに時間が掛かります。
多少時間が掛かっても丁寧に、綺麗に貼った養生は手直しの必要はありません。
養生撤去の際、お家正面やベランダ面など、見やすい面の一部を足場のメッシュシートも撤去いたします。塗替え後のお家の姿が見て頂けます。
点検・清掃
足場解体前に上から下まで隅々点検いたします。
施主様の気になる箇所、足場を外してしまうと見られない箇所など写真を撮ってお見せいたします。
また当店では塗装箇所以外の窓、アルミやステンレスの部位なども足場解体前に清掃いたします。
普段掃除することのできない高い位置にある窓などの清掃はとてもお喜びいただけます。
その他なにかご要望など御座いましたらお申し付け下さい。
仮設足場解体
最後に仮設足場解体です。組み立てより作業時間は短いですが、やはり大きな音は出てしまう事をご了承下さい。
解体後、下回りの清掃・確認などして工事完了となります。